Tomoaki "OGA"Ogawa
- Drums -
『オガマニアに贈る地味コラム』
■第５話 〜 続・メンバーを斬るぅ！ 〜
ついにクレームがきた。
どうやら約１名斬っていなかったらしい。
オレとしては、このままうやむやにしたかったのだが、
そうはいかないらしい。
御存知だと思うが、
バンドにおいてベースとドラムはリズム隊と言われている。
リズム隊だ。
シブがき隊ではない。
バンドの重要な役割を担っている。
リズムがしっかりしていないと全てがぶち壊しだ。
ベースとドラムがガッチリ合って初めて成り立つんだ。
そこでYOUが叫び、歌う。
TAKAYAのギターが炸裂する。
それが理想だ。
が、あくまでも理想は理想。
当然どのバンドもそうだとは思うが、
リハーサルを繰り返す事により完璧を目指す。
正直言うが、
オレはDAIJUに合わそうとは
これっぽっちも思っていない。
それは何故かと言うと、
DAIJUがオレに合せてくれるからだ。
すっかり甘えている。
以前ブログでギターのTAKAYAが、
DAIJUのベースはリズム隊としてだけではなく、
セカンドギターとしての役割も担っている、
と書いていたのだが、
それは大変な重労働だ。
好き勝手叩きまくるアホドラムの面倒もみなきゃいけないし、
TAKAYAと共に分厚いHEAVY
SOUNDも創りださなきゃいけない。
インターネットが無ければ
こんな事は決して言う事もないのだろうし、
そこはバンド内の事、
言う必要もないと思う。
カミングアウトするが、
オレとDAIJUはかなり前から付き合っている。
ツアー時の宿泊先の部屋はもちろん一緒。
それに、あ・・・・
これ以上は言えない。
気持ち悪いと思われるかもしれないが、
これも鉄壁なリズム隊を目指す
ふたりの一致した考えにより、
必然的にこうなったものであるから、
みんな温く見守って欲しい。
あえて繰り返すが、
DAIJUはトコトンオレのドラムに合わせてくれる。
どんなに走ろうが
どんなにもたつこうが
とにかく、
どんな状態であろうと合わせてくれる。
オレのドラムは本当にに気まぐれ、
それをDAIJUがフォローしてくれているんだ。
オレはベースがDAIJUじゃないと、
ドラム叩けないのかもしれない。
なんだよぉ〜
やっぱり斬ってないじゃん。
はいはい、斬ってませんよ。
過去を思い出してみると、
オレが一番気まぐれで、わがままだったのかもしれない。
そう思う。
好き勝手書けるのは好都合だ。
全て本当の事だとは言わないし、
ウソをつくつもりもない。
過去の懺悔のつもりでメンバーをほめたつもりもない。
ELDRITCHは真面目バンド。
どうしても知りたい事があるのなら聞いてみるとよい。
みんな、ちゃんと答えてくれるに違いない。
だが、かえって
あいまいな部分も
少しだけ残しておいたほうがいいのかもしれない。
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